日本は現在南極海と北太平洋で調査捕鯨を行っています。これは国際捕鯨取締条約(ICRW)で認められた科学調査であり、資源管理に有効なたくさんの成果が生み出されています。
それぞれの海域で行われている調査の目的や成果についてご紹介するとともに、国際社会における捕鯨の現況についてお伝えします。
また、調査後の副産物は条約により有効利用が義務づけられています。調査捕鯨から得られるおいしい鯨肉の利用法についてもご紹介します。
■開催要領
日 時:平成24年4月9日(月) 18時〜20時(受付開始 17:30)
会 場:横浜情報文化センター7階大会議室
(横浜市中区日本大通11番 TEL:045-664-3737)
(最寄駅:みなとみらい線「日本大通り駅」3番出口 すぐ)
講 演:「日本の捕鯨の現状について」
講 師:財団法人 日本鯨類研究所
調査研究部長 Luis A. Pastene 様
交流会:講師を囲んでの交流会(お茶とサンドイッチをつまみ乍ら。)
参加費:ハーバークラブ会員:1,000円 ビジター:2,000円
お申込み:4月5日(木)迄にお願いします。
■講師略歴:Luis A. Pastene 様
1957年 チリ(La Calera)生まれ
1981年 Concepcion大学(チリ)卒業
1985年 来日、東京大学修士課程入学
1991年 東京大学にて博士号取得
1992年 (財)日本鯨類研究所入所
1993年 研究部長就任
2011年 調査研究部長就任
【専門領域】:分子生物学による鯨類の資源分類
【主要な業績】:学術雑誌への投稿論文約70編
研究者として世界各地での鯨類調査に参加するとともに、1993年から毎年国際捕鯨委員会に参加して捕鯨論争の最前線に立ち続けています。
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