「種田 山頭火は放浪漂泊の俳人として知られています。その生活は破天荒でも天真爛漫で、自身の真実に沿って生きようとした類まれな存在だと思います。 束縛の多い世俗を脱し純粋な俳句に遊んだ俳人、種田 山頭火-----」講師手記より。
2月の講演会はハーバークラブ会員、東 勝氏のご学友であられる文芸評論家、村上 護氏を講師にお招きして、波乱の作家人生を大いに語って頂きます。
村上氏は1941年愛媛県大洲市に生をうけ、26歳から東京に在住、いくつもの職業を体験された後、新聞、雑誌の執筆をされ、特に放浪の俳人・種田 山頭火を追求して30有余年、著作は『放浪の俳人山頭火』ほか十数冊に及びます。又、地方で発行される多くの新聞で四季おりおりに詠まれる名句・秀句を一日一句、取り上げコラムにまとめられた「きょうの一句 名句・秀句365日」(新潮文庫)には村上氏の人生への暖かい眼差しが感じ取れます。皆様も、氏の来し方を聴き、明日を生きる活力とされては如何でしょうか。多数の方々のご来場をお待ち致しております。
日 時 平成20年2月27日(水)18時〜
場 所 横浜情報文化センター7階 大会議室
〒231‐0023横浜市中区日本大通11番 Tel 045‐664‐3737
時 間 17時30分〜 受付開始
18時00分〜 ハーバークラブ事務局からの報告
18時15分〜 講演:真実な心を表現した言葉から学ぶ
講師:村上 護氏
19時30分〜 講師を囲んで交流会
参加費 2,000円
講師略歴
1941年愛媛県大洲市生まれ
愛媛大学卒業。作家・評論家。種田 山頭火の代表的研究家。
著書 放浪の俳人山頭火、聖なる無頼(坂口 安吾伝)、風の馬(西蔵求法伝)他多数
日本文芸家協会会員。
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