【ご講演要旨】

英国は2016年の国民投票で欧州連合（EU）からの離脱（Brexit）を決定した。これを理解するためには英国の政治的、経済的、文化的背景などを分析する必要がある。結果として賛成、反対の票差はわずか3.8％であった。現在EUとの交渉でBrexitの手続きは完了したが、英国内ではBregret（Ｂ＋後悔regret）という言葉が飛び交っている。今や国民の55％があの投票は間違いであった、と後悔している。国内の混乱は依然続く可能性がある。スコットランド独立の懸念もある。なお、英国は早速TPPへの参加を表明し、その加盟を「新日英同盟」と歓迎するむきもあるが、果たして英国経済の活路は見出せるのであろうか。　　

■講師略歴

1940年千葉県生まれ
京都大学文学部西洋史学科、一橋大学大学院経済学研究科修士課程、博士課程修了
その後同大学経済学部助手、福島大学経済学部助教授、学習院大学経済学部教授
2011年3月同大学退職。現在、学習院大学名誉教授

■開催日時・会場

○日時：２０２３年５月２５日(木)
・講演１８：３０～２０：３０
・交流会：コロナ禍により暫時中止し、間接的な名刺交換のみとします。

○講演会場：波止場会館　４F　大会議室。
　　　　横浜市中区海岸通1丁目1番地　TEL　045-201-3842
____ ____みなとみらい線日本大通り駅2番出口から徒歩6分
_________JR関内駅南口より徒歩15 分

■会　費　　ハーバークラブ会員1000円、一般・ビジター2000円　　お申込は5月20日（土）まで

　




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