横浜市内の河川では、生物多様性の再生が進み、生物の生息状況に季節的な変化も認められるようになった。夏の風物詩であるアユが川面で跳ねることも見られるが、アユにとって都市河川は良好な環境ではない。下水処理水の流入により、河川では陸上の都市温暖化の進行をはるかに上回る温度上昇が進み、熱帯性の生物が分布を拡大している。一方、下水処理水を維持用水とする小河川では多様な生物が生息している。この生物多様性の再生をもたらした藻類の驚くべき役割につき、長年に亘る調査・研究結果を基に福嶋　悟博士にご講演頂きます。

＜開催要領＞　
■日　時：2018年1月２6日（金)　18時00分　～(受付開始 17：30）
■会　場：横浜情報文化センター7階大会議室
　　　　 　　(横浜市中区日本大通11番、TEL045－664-3737)
　　　 　　　（最寄駅：みなとみらい線「日本大通り駅」３番出口　すぐ）
■交流会：講師を囲んでの交流会（お茶とサンドイッチをつまみ乍ら。）
■会　費：ハーバークラブ会員1000円、一般・ビジター2000円
■申　込：1１月１５日（水）まで
■講師略歴

• 1973年　東邦大学理学部　卒業
• 1974年　横浜市衛生研究所　入所（1976年　横浜市公害研究所・移動）
• 1979年～2003年　環境省（環境庁）水生生物関連各種委員会委員、1981年～1998年国立環境研究所客員研究員、1983～2002年　国立環境研修センター講師、2002年～2010年
• 土木研究所自然共生研究センター招聘研究員
• 2007年　日本珪藻学会長　
• 2010年　横浜市環境科学研究所（旧　横浜市公害研究所） 退所、67歳の現在に至る

　　

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