【ご講演要旨】
民主的な親日国家として知られている台湾だが、戦後は長期間、中国国民党の一党独裁下に置かれていた。1947年には前途有為な若者を含む約3万人が虐殺された2・28事件、以後も38年間に亘る戒厳令下の人権弾圧など、戦後史は苦難の連続であった。今年は2・28事件から70周年、戒厳令解除から30周年の節目の年に当たる。過去の苦難の歴史を振り返りながら、台湾の現状と今後の展望について、王明理氏が語ります
<開催要領>
■日 時:2017年10月27日(金) 18時00分 ~(受付開始 17:30)
■会 場:横浜情報文化センター7階大会議室
(横浜市中区日本大通11番、TEL045-664-3737)
(最寄駅:みなとみらい線「日本大通り駅」3番出口 すぐ)
■講 演:「台湾の戦後史と蔡英文政権2年目の現状」
■交流会:講師を囲んでの交流会(お茶とサンドイッチをつまみ乍ら。)
■会 費:ハーバークラブ会員1000円、一般・ビジター2000円
■申 込:10月25日(水)まで
■講師
王明理 (おう めいり)
台湾独立建国聯盟日本本部委員長・日本李登輝友の会理事・日本詩人クラブ会員
全日本台湾連合会常務理事
略歴 1954年 東京に生まれる。
1977年 慶応義塾大学文学部英米文学科卒業
1985年~父、王育徳逝去後、遺された原稿、論文の整理・出版に携わる。
2011年~台湾独立建国聯盟日本本部委員長
著書 詩集『ひきだしが一杯』(東京・創造書房・2003年)
『故郷のひまわり』(台湾・玉山社・2015年)
編集『王育徳全集』全15巻(台北・前衛出版、2002年)
『「昭和」を生きた台湾青年』―日本に亡命した台湾独立運動者の回想1924-1949
(東京・草思社・2011年)
翻訳 ジョン・J・タシク著『本当に「中国」は一つなのか』(東京・草思社・2005年)
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