|
●ハーバークラブ第13回講演会が開催されました
|
● |
日 時 |
平成14年10月29日(火曜日) 18:00〜19:30 |
|
● |
場 所 |
横浜情報文化センター7階 大会議室 |
|
● |
講 演 |
小泉「擬似改革」内閣の致命的失政 |
|
|
講 師 |
富士常葉大学流通経済学部教授 竹内 文則 |
|
|
|
|
10月のハーバークラブ講演会は長銀の調査部門に長年勤務し、銀行の問題を身をもって体験してこられた竹内文則氏の講演でした。
メルトダウン(原発でいう炉心溶解)に向かう日本の経済社会。戦後57年、特に最初の40年間に見事な成長を遂げた成功体験があまりに鮮烈であったが故に、そのシステムに固執し、今や断末魔の局面を迎えています。
セミナーでは、単に金融だけでなく、政治、国策、財政、経済社会システムをトータルに考察し、戦後の歩みの中でどうして日本の経済社会が袋小路にはまり込んでしまったのか、そしてどうやって切り抜けていけばよいのかを大きな視点で、国家戦略の意識の中でお話いただきました。
経済のハードランディングという大手術を前に、TPOを間違えると大変なことになると警告し、重篤な病人への手術を例に、4つの疑問を呈します。
@どういう手術をするのかきちんと患者に説明しているか。
A手術の結果どのような結果が生まれるか。
B手術する先生に対する信頼がゼロ(竹中経済・金融担当大臣)。
C葬儀屋の意向が絡む(米国のファンド)。
●講師プロフィール
1949年 横浜市生まれ
74年 慶應義塾大学経済学部卒業
74年 日本長期信用銀行入行、本店
融資部、企画調査部、
長銀総合研究所 金融調査室
長
96年 愛知大学経済研究学科大学院
講師
00年 富士常葉大学流通経済学部教
授、ソフト化経済センター研
究主幹
02年 愛知大学大学院、経済学博士
号取得「21世紀臨調」の運営
委員、富士市「街づくり委員
会」座長
著書 「日本版ビックバン徹底理解」
「円が動く、日本が目覚める」
「日本版ぺコラ委員会」(経済法令研究会)
|